第二話
- 2011.06.05 Sun 21:51
相変わらず俺は倒れていた。
ただ違うのは誰もいない部屋に何人かいるということ。
(ほんと誰だよ・・・)
ボーとした頭で俺は考えた。
(きっと俺は起きずにこのまま周りの状況をうかがった方がいいよな)
そうして、俺は周りにいるだろう。人の話を盗み聞きすることにした。
「大丈夫かよ、こいつ」
男の声が真上からする。
(若いな・・・男っぽい声だし)
「知らねぇ、メンドくせーし起こそうぜ?・・・あいつらももうすぐ来るだろうしな」
次は女の声がする。
(話し方・・・いかついな。 ん?あいつらって誰だ??)
「たたき起こすか?」
右上から新しい男の声がする。
「いや。たたき起こすより蹴り起こそうぜ?」
いかつい女が提案した。
(お、おい・・・やめろよ・・・????)
「んじゃ、蹴るか!!」
「そだな」
「蹴るぞ」
「せーーーーーーーのーーーーーーっ」
俺は四人いるだろう人の影が動く前に反射的に飛び起きて後ろに思いっきりさがった
。
そして俺を躊躇なく蹴ろうとした四人をまぢまぢと見直した。
女2人。
男2人。
・・・と、思っていたが男女一人ずつしかいない。
「・・・あれ?」
ついついマヌケな声が出てしまった。
男女は俺を下から上えと嘗めるように見た。
「起きてるんだったらさっさと起きろよ(笑)」
「ちっ」
女には舌打ちまでされた。
(とにかく。。。こいつらマジで誰だよっ(汗))
しかも、二人は何かキラリと光るものを持っていた。
「凶器もってんじゃんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
男女二人は手に見たこともないようなデカイ刃物を所持していた。
本当にいとてつもなくデカイ。
けれど、俺の驚く様子を楽しむように二人は話始めた。
「ハハハ(笑) 宮の鎌見てビビってんぞ?」
男は女の凶器を見て笑った。
女の名前は宮と言うようだ。 宮が所持する無駄にデカイ凶器の正体は鎌。
第一話
- 2011.06.05 Sun 21:50
*始まる*
「君と僕はつながる」
「繋がるんだよ・・・」
最近小さい頃から腕にある痣のようなものが疼くようになってきた。
模様に見えるようで見えない。
ただ単にふつうの痣だと思えば何もなく過ごせるが・・・疼くから気になる。
しかも、腕だけではない。
脳も。。。
「はぁ・・・また変な夢みた・・・疲れてるんかな・・・」
ベットから起きて時計を見ると8時だ。
ぐぅぅぅぅぅぅぅ。
腹が鳴る。
まだ意識がハッキリしないまま、誰もいないリビングへ降りて行った。
冷蔵庫を開けると昨日買ってきたコーラとプリンが置いてある。
「・・・ちゃんと飯買えばよかったな。」
後悔してももぅ遅い。
そう・・・
もぉ遅いのだ。
俺の人生は後悔だけで出来上がってそうなくらい後悔しかない。
でもこの日だけは俺に親がいない事と俺の能力と俺の性格に感謝することになった。
コーラとプリンという、なんとも合うに合わない組み合わせの晩御飯を食べていると、また、腕が疼いた。
と、言うより・・・
「痛い・・・・!!」
感じたことのない痛みだ。
「う・・・なんだよ、」
腕を押さえてしゃがみこんだ。
しゃがみこんだ次の瞬間、頭にあの夢がよみがえる。
黒い疼く影が俺の腕から出てきて変なマークになって女の子がそれを見てる。
誰だよ。。。
夢だとわかっていても謎だ。
気味が悪い。
そうして腕と脳のフラッシュに襲われた俺は気を失った・・・。
誰もいないくらい部屋で。
